古くからヨーロッパに伝わる「ビブリオマンシー」
日本では、「書物占い」という名称で親しまれているビブリオマンシー。
ジョージ・サバス著、鏡リュウジ監訳の「『魔法の杖』シリーズ(ヴィレ
ッジブックス)」が10年ほど前にベストセラーになり、一気に市民権
を得た占いです。
知りたい事を念じながら、本をパッと開くと、そこに知りたい答えが
書かれているというものです。このビブリオマンシー、古くからヨー
ロッパを中心に親しまれている占いの1つです。
実は、「ビブリオ」と「バイブル」は同語源。英和辞典では「聖書占い」
と訳される事もあるように、古くはビブリオマンシーは、聖書で行わ
れていたそうです。聖典を使って、神からのご神託を得るという
感じなのでしょうか。
このビブリオマンシーは、共時性(シンクロニシティー)を利用する
占いの一種として、東洋の易経と通じるところがあるといわれて
います。偶然、開いた(はずの)本のページが、自分の答えに
なっているからですね。
本来、この占いは訓練を受けて、上達した人が適切なメッセージを
読み取る事ができるものなのだそう。確かに、同じく共時性の占い
のタロットや易経なども、出てきた卦やカードの意味を知らなくては、
読み取る事ができず、答えを知る事ができません。
しかし、最近の書物占いの本では、メッセージがシンプルに書かれ、
知りたい答えがわかりやすくなって、誰でもが楽しめるようになりま
した。それが、最近の大人気の秘密なのかもしれませんね。
あなたも、お気に入りの書物占いの本を1冊手元に置いて、気軽に
占ってみては?
「マイスピ」より抜粋、引用
http://www.myspiritual.jp/2012/03/post-4598.php
明治維新の十傑の一人である肥後藩士・横井小楠(しょうなん)だが、この本はビブリオマンシーには、全く向いてないやね(笑)