続・戦後初の一般公開「三解脱門(国指定重要文化財)」in 増上寺

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10/21付「戦後初の一般公開『三解脱門(国指定重要文化財)』in
増上寺」から読んでね。
http://www.coo-an.com/blog/archives/14264

三解脱門の楼上にようやく辿り着くと、中央に釈迦三尊像、その左右
に八体ずつ、合計十六の羅漢像が安置され、その前には、増上寺の
歴代上人(しょうにん:仏教における高僧への敬称)像が並んでいる。

羅漢とは、「阿羅漢(あらかん)」の省略形で、阿羅漢は梵語(サンス
クリット語)の「arhat」を音写した語。釈迦の入滅後、その教えを広め
ていこうと集まり、修行を積んで悟りに達した者の称号だ。

釈迦三尊像の内、正面の釈迦如来坐像は、寄木作りで高さ115.5cm。
向かって左側には、象に乗る「普賢菩薩(ふげんぼさつ)」坐像、右側
には獅子に乗る「文殊菩薩(もんじゅぼさつ)」坐像があり、共に高さが
約69cm。私の大好きな十六羅漢像は、寄木作りで玉眼、高さ88~
100cm。

これまで仏像そのものの作者は不明だったが、最新の研究によると、
室町時代末から江戸時代初期にかけて、南都(奈良)を中心に活躍
した下御門(しもみかど)仏師・宗印一門の手によるもので、制作年代
は15世紀から16世紀辺りと推測されているという。

今から400年以上前に作られた羅漢像の衣は、当時は極彩色で、
様々なポーズをとっており、お顔の表情も豊かだ。どこかユーモラスで、
躍動感があるなぁ。私が超感動しまくった「『五百羅漢 増上寺秘蔵
の仏画』幕末の絵師・狩野一信 in 江戸東京博物館」を彷彿させる。
だって、同じ増上寺だもんね。

その昔、増上寺は誰でも入れる場所ではなかったが、4/8の「灌仏会
(かんぶつえ:釈迦の誕生を祝う仏教行事)」やお彼岸などには、庶民
の立ち入りが許され、楼上から遠くに見える江戸湾及び、江戸の街の
景色を楽しんだという。ここは庶民の憧れの展望台だったのだ!

今、眼下にはトラックや車が絶え間なく走り、遠くには高層ビルが立ち
並んでいるため、東京湾は見えない。釈迦三尊像の前では、いつもの
如く、ここまでお導き頂いたご縁、及び日頃の無事への感謝、決意と
誓いの祈り。

その他に今回は、合格祈願や病気平癒など、お名前を挙げて、様々
なお願い事をさせて頂いた。欲深~い私のお参りは長いのだ(笑)。

その代わり、祈る時は真剣に、全身全霊でただひたすら、祈る、
祈る、祈る。特に今、私は最大周期パワーの真っ只中にいるのだ。

「求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、
さらば開かれん」って、最後は浄土宗の増上寺から、キリスト教
のマタイによる福音書で、宗教イイとこ取りしてみた(笑)

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

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