続・合言葉は「Si puo fare(やればできるさ)」
9/20付「合言葉はSi puo fare(やればできるさ)」から、先に読んでね。
http://www.coo-an.com/blog/archives/14023
実話を基にした映画「人生、ここにあり」では、急進的な仕事の進め方や、
患者の投薬を減らした事で、危険に直面したり、取り返しのつかない事が
起きたりなど、様々な挫折も描かれているところに、リアリティーを感じる。
また、これもヨーロッパというか、イタリアならではなのか、男性患者の性
欲の問題も出てきて、仲間からECの補助制度を利用して、解決する事が
提案された。実際にその提案が通り、補助金の申請に必要という事で、
娼婦達に年金番号を聞くシーンがある(笑)。これも実話というのが超驚き
だった! 日本じゃ、絶対に有り得ないでしょ。
見終わった感想と言えば、とっても良かったなぁ。心がほっこりして、温か
くなったし、これはまさに、イタリアで始まった本当の“幸せ革命”なんだ。
彼らの姿を見ていると、「未来は自分で照らすのさ」というコピーにも
説得力があると同時に、「No Work, No Life」には考えさせられる
ものがあった。私は感謝が圧倒的に足りてないなぁ。
個々の成長には目を見張るものがあり、やはり人間、最後は他者に
対する「思いやり」に尽きると思う。ラストシーンの彼らの眼差しは、
慈愛に満ちあふれていて、もう涙うるうる・・・
素晴らしい映画をGrazie molto!
イタリア映画「人生、ここにあり」公式サイト
http://jinsei-koko.com/
P.S 次回の銀座シネスイッチで見る作品は、「孔子の教え」に決定! 近日
ロードショーなので、楽しみ楽しみ♪ 孔子役はアクション映画「男達の挽歌」
で有名な、あのチョウ・ユンファなんだよ→ http://www.koushinooshie.jp/