絶不調の時の基本は、〇〇〇食
7月のある日に起こった、目まいと嘔吐と水泡と・・・ まず最初に頭に
浮かんだのは、仕事のスケジュールだった。事務所に予約も入ってるし、
イベントや打ち合わせもある。その前に仕上げなければならない原稿が
あり、これは待ったなしだ。
カレンダーとにらめっこしつつ、目の前の風景が高速で、右から左へ
と流れていく。こんな状態がいつまで続くのか? 不安と緊張と泣き
たい気持ちと情けなさと自己嫌悪などが、複雑に絡み合って、頭が
パニックになる。
これは絶対にマズいとわかっていても、どうする事もできず、へなへな
とその場にしゃがみ込んでしまった。そこで、ふと目まいを体験した友
人の事を思い出し、すぐに電話した。これはとても一人では、解決でき
ないと思ったからだ。
すぐに友人が出てくれたその瞬間、命が繋がったと思った。
「今、大丈夫?」「いいよ」「あのね、目まいがして、さっき吐いちゃった
んだ」「えっ? 何食べたの?」「枝豆とトウモロコシに・・・」「消化悪い
やねぇ」「そうなの?」「吐いて少しは気分良くなった?」「うん、さっき
よりはマシ」「目まいはどんな感じ?」「グルグル回るんじゃなくて、
右から左にスーッスーッて、流れていく感じ」「わかるわかる。何かに
掴まらないと、立てない感じ?」「そんな事はないけど、フラフラする」
「できるだけ消化のいい物を食べた方がいいよ」「例えば鍋とか?」
「いや、お粥に梅干しとか」「そっか、忘れてた。そういう系ね」「だって
ネギは消化に悪いよ」「確かに。今、鍋ですら、食べたくないもん」
「ムリしない方がいいよ」「体に優しい=鍋っていうのも、完璧な刷り
込みだね」「私は目まいはしたけど、吐き気はなかったんだよね」
「吐き気は超辛い。リンゴやバナナはどう?」「そういう物はいいね」
ってコトは、基本は“ゴリラ”食だな(笑)。つづく。
いつまでたっても、お子ちゃまメニュー命の私は、ヒレかつや海老フライ、野菜巻きがセットになっている、言わば「ミックスフライ定食」をこよなく愛している。これだって、健康あればこそ! 大事なものを失って、やっとわかる愚か者。そう、その名はバホ(バカ+アホ)未空、お前のコトだよ。健康に勝る宝なし。そーいえば、かつ丼は大好きなんだけど、お店で食べるとロースなので、まず注文しない。セット物だと、大抵は親子丼になるかなぁ。何でヒレ肉で、かつ丼を作らないんだろ? やっぱ高いから?