空庵氏神様「天祖神社」夏越の祓2011 in 東京・大塚
銀行と郵便局に振込みに行かなければならなかったが、外はあまり
に暑い、暑すぎる。そこに夕方、恵みの雨が降り、少しは出かける
気になったが、あっという間に晴れ渡ってしまった。
炎天下よりまだマシと思い、巣鴨とげぬき地蔵商店街に向かうと、
「大塚 天祖神社 夏越の祓 6/30(木)午後5時より」という
ポスターが目に飛び込んできた。
「夏越の祓(なごしのはらえ)」とは6/30に、稲科の多年草「茅萱
(ちがや)」で作られた茅(ち)の輪をくぐって、半年間の穢れを祓い、
無病息災を祈る神事だ。天祖神社は空庵の氏神様じゃないか。
茅の輪くぐりがしたいと思っていた私は、これはお導きに違いない
という直感が働いた。時刻は5時を回っていたが、庚申塚駅から
都電に乗り、大塚駅へ。早足で天祖神社に向かうと、境内では
すでに掃除が始まっていて、儀式は終わっていたが、参拝者は
後を絶たない。
まずは本殿にお参りして、この半年間の無事を感謝した後、
茅の輪の中を左回り、右回り、左回りと八の字に3回通って、
穢れを祓った。
ふと見ると、社務所の前に人だかりができていて、どうやら
まだ身代わりの「人形代(ひとかたしろ)」を受け付けてくれる
ようだ。超ラッキー♪
早速、未空家全員の名前と生年月日を書いて、「人形代」の体
を撫でて、最後に息を3回吹きかける。こうする事で、自分の罪
や穢れを人形に移し、自分自身の代わりに清めるのだ。
封筒に「人形代」とお志の初穂料を入れて、社務所の方に渡すと、
「潔斎 夏越湯」と書かれた入浴剤を頂いた。やったね♪
ちなみに「潔斎(けっさい)」とは、法会・写経・神事などの前に、
酒肉の飲食、その他の行為を慎み、沐浴などして、心身を清め
る事だそうな。やっぱ今日は、空庵の氏神様に導かれてたんだ。
うるうるうるうる・・・有り難いなぁ。神様、どうもありがとうござい
ました。2011年の後半も引き続き、巣鴨の空庵事務所を中心
に顔晴っていきますので、どうか私と私を取り巻く全ての人達
を末長く見護って下さい。よろしくお願い申し上げます。