心息動
太極拳の教室に、楊名時師家(しけ)がやって来た。師家(しけ)とは、創立者?の意味らしい。
つまり、宗家であり、家元だ。何年ぶりにお会いしたのだろう? 病気で入院されてはいたものの、
至って元気なご様子。あい変わらず楊先生のカラダは、クラゲのようにしなやかで、本当に柔かい。
年齢は70才を超え、太極拳歴40年以上の大ベテラン! 人間にとって一番大切なのは、心だと説く。
今回の楊先生は、太極拳で大切なのは「心息動」と黒板に書いた。「調和の心」と「深い呼吸」、
それに「体は動かすもの」だという意味で、実はこれが、人が生きる事そのものなのかもしれない。
楊先生のおかげか、何なのかわからないが、教室の気が変わって、いつもより私の体がほぐれている
ような気がした。たまには、新風が必要なのかもしれない。私も楊先生のようなクラゲ体になりたいなぁ(笑)
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