自分がワクワクする事をすれば、本当にうまくいくのか?

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「ワクワクの勘違い!」です。

自分がワクワクする事をしよう!

この言葉は、「とにかく自分がワクワクするような事をすれば、
人生うまくいく」的な感じで捉えていらっしゃる方が
多いようですが、

色んな方とお話する機会があるので、
これで、ビジネスとして成り立っている人って、
「ほとんどいないのでは?」と思います。

私も、ワクワクな事を仕事にするのはとてもいい事だと
思いますし、自分もやっている事にワクワクしながら、
できている訳ですが、

なぜそんなにうまくいかない人が多いのか?
これは重要な問題ですね。

どうしてでしょう?

さて、ではそのワクワクというのは、
一体どこからやってくる感情なのか?
ここが大事です。

例えば、あなたが「歌を歌う事が自分がワクワクする事だ」とします。
しかも、結構うまいとします。
そうなると、「何とか仕事としてやっていけないか?」と考えるのは、
ごく普通の感覚だと思います。

でもお客さんの方からしてみれば、そんなのどうでもいい事ですよね。
たとえあなたが、日本カラオケ大会で1位であろうが、桑田佳祐さんより
歌がうまかろうが、お金を払って聴きたいと思うかどうかは別ですね。

つまり、何が言いたいかというと、
「あなたのワクワク」と「お客さんが欲しいもの」は
別物だという事です。

なので、
「あなたのワクワク」イコール「お客さんが欲しいもの」
にする必要がある訳です。

とてもシンプルな事ですが、大変難しい事でもあります。
なぜ、そんな事になるか?というと、
日本人は「周りの人に合わせる事を強要される」環境に置かれた人が
多く、ワクワクとは、その「周りに合わせること」をやめ、まずは自分の
欲を満たす事に、ワクワク感を見出す事が多いからだと思います。

いわゆる自己実現というやつです。

但し、これにも2つ段階があって、1つ目は先ほどの
「自分の欲を満たす」というもの。
これは自分はワクワクするけど、他の人がそれを必要と
してくれる可能性は低いもの。

2つ目は、
「他人や世の中の『こうなったらいいな』を満たす」もの。
こちらは、「あなたのワクワク」イコール「お客さんが欲しいもの」となります
ので、うまくいく可能性が高くなるのです。
これはビジネスでもそうですが、プライベートな人生全般にも言える事です。

こういうと、1つ目は悪いと言ってるように思われるかもしれませんが、
そんな事はありません。早めにそこは経験して、「もう十分」と思わないと、
多分2には進めないと思いますから。

但し、1の事だけ「これをやればうまくいく。人生変わる」と言って、
自己啓発的なサービスをされている方もいらっしゃいますが、
うまくいってるのはその人だけ、という事が多いので、
注意された方がいいと思います。

/井上 信次(有限会社興味津津代表取締役)
 メールマガジン「ソーシャルドリームプロジェクト 社会起業」より抜粋、引用
 http://www.shin-2.com/

原宿・竹下通りにあったムラサキスポーツもなくなってしまった。もう大量生産の時代ではないし、モノはとーっくにあふれ返っている。エクスペリエンス・マーケティング・コンサルタントの藤村正宏さんは、「これからの時代、『売る力』がない経営者は、やっていけません。ビジネスというのは、売る事が本質なのですから。いい商品があれば、売れるに違いない。だから起業しよう。こういう考え方。それは危険な考え方です。売る力がないと、起業しても失敗するだけです。いい商品があるというのは、当たり前だからです」と言っている。確かにそうだよね。この垂れ幕を見ながら、色々な事を考えさせられた・・・

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