演出力
楽天市場などのネット上のお店では、なぜか洋物の方が売れるらしい。例えば
洋服(←超激戦区で今から出店するのなら、広告費等も含めキャッシュで500万
~1000万円は必要なんだとか(泣))、お菓子ならチーズケーキなど。
苦戦を強いられているのは着物や和菓子。理由はわからないそうだ。コンサル
タントの竹内謙礼さん曰く、世の中では「必要なもの」と「欲しいもの」しか売れ
ない。売る演出力を高めれば、比例して売り上げが伸びるのが「欲しい商品」
の特徴だ。だから、商材をシビアに見つめる目が必要になってくる。
一番厄介なのは、「必要な商品」でも「欲しい商品」でもない、どちらにも当て
はまらない商品だ。これこそが世の中でいう売りづらい商品、つまり「商品力
が弱い」という商品という事になる。
インターネットで売れるものは、「買うのが恥ずかしいもの」「そこのお店でし
か買えないもの」「悩みを解決してくれるもの」だそうな。この3つに当てはま
らないものは、どんなに頑張ってもインターネットでは売れない。
だが、ここからがポイント!
この3つの条件をうまく利用した「演出」をしてあげれば、売る事ができると
いうのだ! なるほどね。ただ商品を陳列しているのは「販売」とはいわない。
商品を買ってもらうために、お客様にイメージを湧かせる「演出」の事を本当
の「販売」という。だから、これから商品を徹底的に売りたい人は、お客様
が商品を欲しくなる「演出」の方法を覚えて下さい、と竹内さんは力説する。
商売が上手なお店は、売れる商品を扱っているから売れているのではなく、
商品を「欲しい」と思わせる演出が上手だから、売れているのだ。そして、
大切なのは「お客様が喜んでいる姿」をイメージする事。これをイメージ
トレーニングする事ができれば、やらなくてはいけないサービスが自然
とわかるようになるという。
空庵でも今後、物販をする日がくるかもしれない。様々な可能性を視野
に入れて考えていこう。一つ一つ学んでいこう。竹内さん、非常謝謝!
♪新井薬師のフリーマーケットで、多くの人達の目を引いたのがこのお店。きれいに並べられたアンティーク皿は、まさに「演出力」で数倍の価値となったのでは? やっぱ見せ方=魅せ方なんだよね。