前にamazonで注文したところ、かなり待たされた挙句、入手不可能という
結果に終わった「カタカムナ人からの癒し（服部眞幸著：光雲社刊）」だが、
あるレクチャー会場で簡単にGetできた。

それも「これね、誤植があるんだ。この部分が間違いなのね」と著者自らの
手で、書き直してもらうというラッキーなオマケ付き（笑）。それもそのはず、
天は自己徹底改造計画真っ最中の私に、今これを読めーっ！と言わんば
かりに、この本を渡して来たのだ。というのも最初は気がつかなかったの
だが、終わりになる辺りで、

“外の人間に対しての自分が演じている姿という事ではなくて、本当の姿
というのは、家族の中で一番見せているはずなんですよ。要は身内、一番
ワガママの言える空間で、そこが直らない限りダメなんですよ”

これはガッツーンときた。まさに、今の私・・・というより、今までの私だ。
これは身にしみて感じていた。自己徹底改造は家庭から。つまり、足元の
生活（←人間関係も含む）から建て直せというメッセージだった。この部分
は日々リフォームを強化しているが、なかなか難しい。

“頭の中にある考え違いや苦手な事、プライドの類いとか今まで価値を置か
なかった事などの、気がついて命と天秤にかけさえすれば、誰だって答え
の出せるような事柄が問題だったりするのだ。

もう一度、こだわりや執着から離れて身の回りを見直して、取捨選択をする
事からやり直せさせすれば、病気によって最悪の事態に向かっているベク
トルは、その角度を保っていられないはずなのだ。守ろうとしている何かが
原因で、現在の状況を迎えているのに、その原因を変えようとしなければ、
現在の状態を改善できる訳がない”

ガッツーンAgain！　もう未空コレ（←未空が選んだ言葉のコレクション。
略して未空コレ。これは巫女未空が空庵神社に御言葉として奉納し、
後に御未空慈となる）の嵐でしょ（笑）。頭の中にある考え違いや苦手
な事、価値を置かなかった事を積極的に行うのが、今の私の使命だ。

“きっとほんの小さな枠に入るようなことがらに気づいて、思い切って修正
しちゃえば良かったんじゃないだろうか。でもその小さな事柄は、命に影響
を与えるほどの歪みをこの人にもたらしてしまった。他人から見て小さそう
な事でも、本人してみれば命がけの「テーマ」だったりするのかもしれない”

この人とは、本文中に出てくる肺癌の末期で、全身にも転移が及んでいる
人の事だが、ある意味、内面では私もそんな感じだったんだと思う。色々
な意味で限界であり、心底気がつけて良かった。あのままいったら、私の
人生はどうなっていたのか。きっと、ただでは済まされなかっただろう。

“ワラをも掴む心境なら、真剣に積極的に掴んでほしい”

そうだよね。今の私は手や足の指全～部を使って、ワラを掴みまくっている（笑）

♪西新宿・思い出横丁の「バカはうまいよ」って何がうまいの？　常連とおぼしきジンガイさんが笑いながら入って行ったつるかめ食堂。うーむ、気になるなぁ（笑）