林住期
未空父は五木寛之の本をよく買っているようだ。「お前、これは読んだか?」
と聞かれ、手渡されたのが「林住期(幻冬社刊)」だった。
B.C2世紀~A.D2世紀辺りの古代インドでは、「四住期(しじゅうき)」という考え
方が生まれ、人々の間に広がった。以下のように人生を4つの時期に区切る。
1. 学生期(がくしょうき:0~25歳)
2. 家住期(かじゅうき:26~50歳)
3. 林住期(りんじゅうき:51~75歳)
4. 遊行期(ゆぎょうき:76~100歳)
五木氏は「林住期」を社会人としての務めを終えた後、全ての人が迎える最も
輝かしい第3の人生の事だと言っている。未空父はまさに、この「林住期」の
真っ只中であり、これは51~75歳までを指すらしい。
ってコトは、遊行期は76~100歳までとなるが、この時期こそ「臨終期」と呼ぶ
のにふさわしい気がする(笑)。
この本の「林住期の体調をどう維持するか」という章で、“身体語”に耳を傾けて
というのがあった。太極拳では「体の中の声を聴く」という。
「呼吸は生命活動の根幹であり、呼吸を疎かにして人生はない」と語る五木氏は、
子供の頃、断息遊びのチャンピオンだったという。そういえば小学生の頃、クラス
の男の子が顔を真っ赤にして、そんな遊びをしていたような・・・
そして、私がMuddleってる中、たまたま読んでいたのが「心と体を支えるサティ
(気づき)」という章で、数年間、ずっと咳が止まらずに悩んでいる女性の話だった。
西洋医学も漢方も、また各種の代替療法も全て尽せるだけの手は尽し、精密検査
も行なったが、これといった異常は見当たらない。全ての診断を尽して、その挙句
に原因不明という事になり、アレルギーかストレスによるものでは?と最後に言われ
たそうな。実は、この咳の原因が意外や意外、日常の中の盲点だったのだ!
というのも・・・(←引っぱる引っぱる(笑))
♪みゅ~は今、何期なんだろ? 爆睡期ってか(笑)