古代蓮
蓮は植物の中でも、最も古いものの1つで、およそ1億4,000万年前に、すでに
地球上に存在していたとか。世界の花蓮には、酔妃蓮、舞妃蓮、大賀蓮、中国
古代蓮、小舞妃蓮、カスピカム、ミセススローカム、青菱紅蓮、誠蓮、漢蓮etc.
様々な種類の蓮には、それぞれ美しい名前がつけられており、蓮好きの私に
はもうたまりませんわ(笑)。そんな私に親切な友人が、あるサイトのアドレス
を送ってくれた。そこに出ていたのは、古代蓮。そもそもなぜ、こんな名前が
つけられたのか?
昭和46年に行なわれた焼却場建設工事の際、土中から掘り起こされた蓮の
種が自然発芽し、美しい花を咲かせた。花びらの数が少なく、絶滅した古代蓮
に似ていたので、同時に出土した種子をアイソトープ年代測定法にかけてみ
ると、何と1400年前の縄文最後の古墳時代の蓮である事が判明したという。
おぉぉぉぉぉ~、スゴすぎじゃないか。うるうるうるうる・・・ロマンですなぁ。
私は初めて知ったのだが、実は蓮の命はとっても短く、蓮の花はたった
4日間の命だそうな。何かずっと咲いてるようなイメージがあるんだけど、
全然違うんだね。
埼玉県行田にある「古代蓮の里」のサイトによれば、開花初日は午前6時頃
から花弁が開き始め、3~4cm開花して、午前8時頃には閉じ始め、つぼみ
の状態に戻る。
2日目は早朝より咲き始め、午前7~9時頃には満開になり、最も美しい時
を迎え、優しい香りが漂う。う~ん、想像しただけでうっとり・・・ そして、
つぼみの状態に戻る。
3日目はやはり、早朝より咲き始め、最大に開く。受粉した雌しべは黒っぽく
変化し、花の色が光退色する。昼頃には閉じ始めるが、閉じかけたまま夜
を迎える。
4日目は、7時頃には完全に開く。8時頃から散り始め、昼には全ての花弁
が散ってしまうそうな。蓮については、古代蓮会館で学習できるとの事。
友人のMailには“他のHPに、蓮は5時~11時が開花時間とありました。って
事は、や~っぱり早朝がベスト? 「ポンッ!」っていうのが聞ける?”と
あった。ポンッて何が炸裂するんだろ(笑)?
この季節、美しすぎる蓮との遭遇は、超楽しみですば~い♪
♪上野の不忍池は、蓮の名所として知られている。このボート池と反対側にある池の前には、茶店もあって、目の前で蓮を見られるのが何ともゼータクだ。独裁者になった暁にゃ~、この季節、茶店を貸し切りにしたるワイ(笑)