Memory of 過酷な製造の現場
というのも・・・
私は昔、製造の現場でバイトをしていた事があり、モノ作りに直接携わって
いた。そこでは600人ぐらいが働いていたが、正社員は150人くらいで後は
バイトやパートだった。
毎日、作る商品が変わり、その都度ベルトコンベヤーの速度やラインの人数
を調整する。一旦、作業が始まれば、ただひたすら同じ作業を繰り返す人間
ロボットと化し、トイレに行く事もままならない。
1日2万個というノルマがあれば、何が何でも時間内に2万個箱詰めしなけれ
ばならず、それを運ぶ専用のおじさんがいる。全てが流れ作業で進み、業務
は細分化されていた。そのおじさんがイギリスのチャールズ皇太子に似てい
たので、私は密かにチャールズと呼んでいた(笑)。
ベルトコンベヤーのアクシデントは日常茶飯事で、途中機械でも故障した
暁にゃあ、修理までに時間がかかり、皆イライラ。そして元通りに動くよう
になれば、遅れた分の巻き返しを図らなければならない。
時計を気にしながら、殺気立って作業をするハメとなり、「まぁ、これぐらい
ならイイっか」とチェックが甘くなる。よっぽどのモノ以外は見て見ぬフリで
もしなければ、指定時間内には終わらないのだ。その後には配送が控え、
遅くなればなるほど、今度はドライバーがムリをしなければならない。
これが過酷な製造の現場だ(号泣)
♪小松駅前のシャッター通りで見つけたのだが、喫茶“泉”の入口ってどこ(笑)? じっくり見てみたが、やっぱりわかんない。何とも不思議な構造だよね。そもそも営業しているんだろうか。