闘病記
パラメディカの闘病記リストを見れば、患者を励ましてくれる本や悲喜こも
ごもの体験談、現代の医療に対して疑問を投げかけるような本etc. 実は乳
癌の闘病記は膨大な数があり、様々な角度から書かれているのがわかる。
星野さんの妻は発病から3年後、癌が肺と骨に転移し、1年間の闘病生活の
後に亡くなった。まだ40代前半だ(泣)。彼にはもう闘病記は不要なのだが、
いつでもどんな病気に関しても「闘病記」、つまり患者の生の声が手に入る
場所があって然るべきだと考えた。
私は都立中央図書館に「闘病記文庫」ができたのは知っていたので、一度
訪ねてみたいと思っていたところだった。この専用書架は2005年6月にオー
プンし、闘病記931冊が貸し出しはされないものの、手に取る事ができる。
http://www.library.metro.tokyo.jp/1n/1n05.html
ただ星野さんもパラメディカのサイトで語っているが、闘病記というのは、
書名から何の病気に関する本なのかを知るのが難しいケースの方が多い。
そこで、インターネット上のオンライン古書店を考えついたのだ。
また星野さんは昨今、リアルタイム闘病記としてのサイトも増え、その情報
量には驚くばかりで、そんなサイトへのリンクも充実させれば、誰かの何か
の役に立つかもしれないと考えた。
私が癌患者及びその家族の電話カウンセリングをしていた時、闘病記の本を
作るのに携わった事がある。病状は一進一退、なかなか原稿が集まらない。
やらせ本ではない限り、闘病記を真面目に作ろうと思ったら、それはそれは
時間と根気のいる大変な作業だ。そして、ある日、事件が起こった・・・
♪統合医療展2007 タヒボ茶も抗癌作用があるという。これがタヒボの原木で、先住民族はこの木に特別な効能がある事を昔から知っていた。こういう智恵をきちんと受け継いで、世界規模の病気に役立つデータベースをWHOあたりで作れないものなのか?