水中夏眠
この時期は半病人になってしまうほど、1年の中では地獄のシーズン
と言ってもいい。というのも、私は冬生まれのせいか、暑さが超スー
パーウルトラ苦手なのだ。だから、個人的には冷夏大歓迎!
昼間の猛暑に加え、このジト~ッとした湿気がたまらんですたい(号泣)。
だが、冷房は喉を痛めるので、部屋はドライだけ。マンションの6Fな
ので、窓を開けておけば、風通りは良い。だが、風神様は時に乱暴
者で、手当たり次第モノを吹き飛ばしてしまうので、そのあまりの
凄まじさに、仕方なく窓を閉め、扇風機を引っ張り出して来た。
だが、扇風機の風だけでは、汗でチクチクする身体は救えず、イラ
イラ感だけが募っていった。この間はとうとう耐え切れず、出かけ
る直前まで、水風呂に浸かってたっけ。それはそれは極楽だった♪
「このまんま 暮らしていたいわ 水の中 冬眠よりも 夏眠が大事」
恐怖の熱帯夜はドライをかけながら、窓を半分開けて寝るという
反エコな奴だ。地球さん、ごめんなさい。でも、そうしないと喉が
痛くなって、声が出なくなっちゃうんですぅ。ひっくひっく。
湿度が高くなると、脳にはカビが増殖するのか、思考停止を引き
起こし、なかなか物事が進まない。こんな超未熟者の弱弱な精神
を叩き直すため、いつかこの時期、滝行をやりたいと思っている。
場所もチェックしたさ。
その昔、極寒のヨーロッパの片田舎から、初めて日本にやって来た
男性が、成田空港に降り立った時、モワ~ンとした暑さ&湿気に
面食らってしまった。それはそれはかなりの衝撃で、「このベトベト
感は一体、な、何なんだ? 僕はこの日本で暮らしていけるんだ
ろうか?」と本気で心配したと言う。
だろうねぇ。ビビる大木だわ(笑)。そんな彼は現在、日光に住ん
でいる、と思う。極寒のヨーロッパの片田舎に、たまに里帰りして
るんだろうか? 東京には、たまには来るんだろうか? そんな時、
モワ~ンとした暑さ&湿気に、少しは慣れただろうか?etc.
何よりご家族はお元気ですか? ♪夏がく~れば~思い出す~