聖ペレグリンのメダイ
聖ペレグリンは熱心な祈りによって、その癌から奇跡的に治癒したのだった。
そして、人々は彼を「癌の聖人」と呼ぶようになる。
そして、更なる奇跡が・・・
1700年、ドン・フランシスコ・アルミンジョーニは、ローマにやって来ました。
サン・ピエトロ広場を歩いていた時、突然、足が激しい痛みに襲われ、これ
以上歩く事ができなくなりました。
医師に診てもらうと、悪性腫瘍と診断されました。病気の進行がとても
速かったため、医師は命を救う唯一の手段として、足の切断を勧めました。
ドン・フランシスコは、嘆き悲しみました。居た堪(たま)れなくなった
医師は、聖ペレグリンに望みを託してはどうかと提案しました。ドン・
フランシスコは、是非そうしたいと肯き、知り合いの司祭に聖人の遺物
を持って来てもらいました。
患部の上で十字を切り、聖ペレグリンのメダイを握りしめると、心が穏や
かになり、横になって休みたくなりました。
真夜中、ふと目を覚ましたドン・フランシスコの前に、自分が助力を願っ
た聖人が立っていました。翌朝、包帯を外してみると、腫瘍は跡形もなく
消え去り、周囲の皮膚もきれいになっていました。
その「聖ペレグリンのメダイ」はこちら→ http://peregrine.jp/index.html