コプロラリア
トゥレット症候群の発症の平均年齢は6~8歳とされ、初発症状で最も多いものは、
頻繁にまばたきをしたり、口をとがらすといった顔面の運動チックである。
普通、音性チックはそれよりも遅れて出現し、喉鳴らしや鼻鳴らしといった単純
音性チックで始まる。その後、「コプロラリア(汚言症:不謹慎な言葉や卑猥な
言葉を口にする)」等の複雑チックが見られる事もある。チック症状は寛解と
増悪を繰り返すのが特徴で、患者の多くは10代後半から症状が改善し、3分
の1の患者は大人になるとチックの寛解を経験する。
薬物療法が基本だが、他にチック症状や合併障害を持ちながらも成長していけ
るように、精神療法も行われている。薬物としては、抗ドーパミン作用を持つハロ
ペリドール(セレネース)がよく用いられる。
多くの場合、治療により10歳代後半からチック症状は改善し、普通の生活を送れ
るようになるが、完治させる事はできない。また、時にチック症状の増悪により、
社会適応が障害される例もある。
「コプロラリア(汚言症)」の出現は日本では稀とされていたが、少なからず認め
られる事がわかってきた。コプロラリア出現の平均年齢は13~14歳である。
単に口が悪いというのではなく、他人に汚い言葉を吐かずにはいられない
れっきとした病気だ。これも一般的には理解されにくいだろう(泣)
♪突然、西新宿に現れたナゾの「も」。こ、コレは一体? 何かの暗号かと思いきや、もうやんカレーの「も」だってさ(笑)。インパクトあるよね。