梔子飯

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皮膚病にかかっている9歳の女の子の母親に、当時の医者
が薦めている食べ物があった。作り方は、ある実を煎じて、
それに塩を加えて焚いたご飯。それこそが日本版サフラン
ライスこと、「梔子(くちなし)飯」だ!

イマドキ梔子は、栗きんとんを染める時ぐらいしか使わないし、
まして栗きんとんは既製品を買ってくる人がほとんどだから、
まず普通の家庭にはないアイテムだろう。

ウコン並みの色が出るとは思えないので、ほんのりした黄色で、
お味もあっさり系なんだろうなぁ。でも、梔子飯って興味そそ
られるよ。こういった古書に残っているレシピを復活させたら、
絶対おもしろいと思うんだけど。お肌にも良いワケだし♪
こういう食の企画を空庵でやりたいなぁ。

江戸時代には鍼灸の他、導引(どういん)や気功など、呼吸法
や健康体操による養生法が行われていた。五禽戯(ごきんぎ)
もその一つで、虎・熊・鹿・猿・鳥のそれぞれの動作を真似
る事で気を養う健康法で、「三国志」に登場する中国古代の
名医、華陀(かだ)が考案したと伝えられているとか。

ジャッキー・チェンの映画、酔拳とかを思い出すなぁ。85歳で
大往生を遂げたある旗本は、武芸の稽古で適度の運動をし
た他、亀の真似をして、按摩の代わりとしていたんだとか。

一体、どんな体操だったんだろう? きっとゆ~っくりゆ~っ
くり動く感じなんだろうね。うーん、梔子飯と同様「亀の按摩」
って興味そそられるなぁ(笑)
20080412
竹橋・国立公文書館を出た後、熟年夫婦や家族連れ、ガイド片手のジンガイさんまで、みんな「北詰橋門(きたはねばしもん)」に行くのを見て、私も真似っ子マネマネしてみた(笑)。そっか、ココが札をもらって入るという「皇居東御苑」だったのか。ウワサには聞いていたんだが、お初の場所さ♪

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

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