「大瀧みほ小陶展 帯留と小筥」in 東京・南青山「GALLERY2104」

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20040924
デザイナーの友人に誘われ、港区南青山「GALLERY2104」で行われている「大瀧みほ小陶展 帯留と小筥」

を見に行った。大瀧さんと友人は同じ陶芸教室に通っており、モノ作りの仲間でもある。帯留や小筥(小さい箱)

のような細かい作品を作って10年。その集大成ともいうべき個展だ。手の平に3~4コ乗るぐらい小さな作品は、

全て手彫りで、カッターで少しずつ削っていくそうな。当たり前なんだが、とにかく細かい細かい。超ブッキーな

私にとっては、気が遠くなるような作業で、作品を見ているだけでクラクラしてくる。まさに神業だ。磁器は縮む

そうで、小筥の蓋をピタッと合わせるのは、至難の技である。すっげぇぇぇぇ~。私が10年頑張ったからといって、

こんな作品は絶対に作れない自信がある。キッパリ(笑)。龍の帯留めはカッコイイぞ。コレは目立つもん。本物

と見紛うばかりの鬼灯(ほおずきって読むんだ。トリビアだぁ(笑))の小筥には、思わず「ほぇぇぇぇぇぇぇぇ~」と

唸ってしまった。季節感を取り込むセンスが、とっても上手且つ繊細なんだよね。これはもう大瀧さんの才能と

いうしかない。真面目できちんとした性格が表れてるなぁ。オリジナルのデザイン以外に、印籠や簪(かんざし)

等からモチーフをとっており、その美しさにはココロを奪われる。大瀧さんも「古典の作品は、今見ても完璧で、

とても勉強になります」とおっしゃっていた。やっぱ♪エキゾチーーーック、ジャペーーーン、Goでーす(笑)。

モノ作りって楽しいよね。手の器用な人ってうらやましいなぁ。つくづく・・・しみじみ・・・

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

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