気休め
姉妹で心療内科に通ってる方がいた。手術をした際、痛みが伴った事もあり、
それ以来、ガラスに恐怖感があるという。じっくりお話をした上で、カウン
セリング以外の様々な可能性を検討した。多少のショック療法も有りだと
思った。最後に、「少し元気が出てきました。お会いして良かったです。
妹と一緒に試してみます」と微笑んで帰って行った。何よりホッとした一瞬
だった。来た時より帰る時の方が、少しでもラクになっていたら、それで
いい。最近、とみに「気休め」について考えさせられる。この言葉には「所詮、
気休め」「ウサ晴らし」といったネガティブな響きにもとれる。それだって
イイじゃん。旅行、グルメ、恋愛、ショッピング、映画、ファッション、飲み会、
コンサート、習い事、スポーツ、おしゃべりetc. 人によって、気休めはそれ
ぞれだ。でも、人間が生きていく上で、この気休めが大事なんだと思う。それ
の積み重ねで、人はかろうじて生きていけるのではないだろうか? 人生、
気休め、ウサ晴らし(笑)。大いに結構! 十分に、その人の生きる原動力と
なるじゃないか? バカにしちゃいかんのだよ。たかが気休め、されど気休め。
私と出会う事で間違っても、全ての問題が解決するワケじゃない。でも、たった
一瞬でも、クライアントの方の気が休まれば、本当にうれしい。空庵の実現化は、
私とご縁のある方々にとって、風通しの良い「気休め処」であればと思う。
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